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日本伝統の結婚式といえば【和婚】です

品のある着物姿で神前式を行うのは憧れますよね

 

 

 

 

以前は白一色で整えられた白無垢姿は最も格式の高い装いとされ

色鮮やかな色打掛はお色直しに合う装いとされていました

今ではどちらか一方をお召しになる方が多いですね

 

さて  そんな【神前式】では挙式の最中に

【三三九度】(さんさんくど)  が行なわれます

※三三九度・・正式には【三献の儀】

 

新郎新婦が交互にお酒をいただくシーンですね

今日は三三九度にはどんな意味があるのかをお伝えします

 

 

 

 

・そもそも三三九度とは？

 

三三九度は新郎新婦が大・中・小３つの盃で

お神酒をくみかわす儀式の事を言います

 

それぞれの盃で３度に分けて注がれたお神酒を

３回の動作で飲み干します

 

≪動作≫

①．口を付ける

②．口を付ける

③．飲み干す

 

≪飲む順番≫

①．新郎 ⇒ 新婦 ⇒ 新郎

②．新婦 ⇒ 新郎 ⇒ 新婦

③．新郎 ⇒ 新婦 ⇒ 新郎

 

その動作を３度重ねる事で三杯×三献＝九献となり

三三九度と呼ばれます

 

 

 

 

なぜ【３】と【９】？

 

【３】と【９】という数にもちゃんと意味があります

古来陰陽道では『奇数は縁起の良い数』とされており

おめでたい数である３を重ねて９にすることで

”最上級のめでたさ”　を表しているんだそうです！

 

普段の生活では縁起の良い数字を強く意識はしていないと思います

しかし格式の高い儀式である結婚式では奥深い意味や

縁起物などをしっかりと盛り込みたいですね

 

 

 

 

【大・中・小の盃の意味】

 

そして盃には大・中・小のものがあるのですが

盃にも素敵な意味が隠されています

 

・小 ⇒　過去　二人が出会った運命をご先祖様に感謝

・中 ⇒　現在　これからふたりで力を合わせて生きていくという誓い

・大 ⇒　未来　一家安泰・子孫繁栄を願って

 

ほかにも【天・地・人】という

おめでたい意味があるとも言われているようです

 

知れば知るほど素敵な意味が込められている

神前式の三三九度はとっても神聖な儀式

日本特有の神前式に隠された素敵な意味も知ると

どんな結婚式にするか迷ってしまいそうですね

 

 

 

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